2017/05/12

a-ha、ふたたび

とうとう買ってしまいました。

 

いまさらですが、2015年にリリースされたa-haのニューアルバム『CAST IN STEEL』です。2年間限定でのグループ再結成とのことですが、それを知ったのはつい最近、GWなのですもの。

本当は、私はといえば、音楽はほぼオールジャンル聴きます。でも正直、近年は以前ほどじっくり聴く時間がなく、たまにあったとしてもクラシックばかりに偏っていた気がします。しかもほとんどピアノ演奏曲。もっと言うと、もっぱら、イーヴォ・ポゴレリチかフジコ・ヘミングのショパン。たまにグレーン・グールドのバッハ。オールジャンルを聴いていたというのが嘘なくらい選曲がタイトになっていました。

ところがこのGW、思いがけずイーヴォ・フジコ・グレーンの三角地帯から脱出することになりました。高速渋滞さえなければこんなことにはならなかったわけですけどね。

GW初日、山荘めざして早朝出発しましたが、すでに下りの高速は渋滞でした。山荘までのたかだか160キロの距離を8時間もかけて到着したほどですもの。これにはウチの坊主が車内でいつ発狂するかヒヤヒヤしましたが、幸い歴史ブーム只中。後部座席で黙々と読書と、車酔いもおこさずに静かにしてくれたので助かりました。子供がおとなしくしてるので、大人の方は退屈しのぎに、昔を思い出して思う存分ナツメロ大会をしたわけです。YOUTUBEをナビに、80年代のユーロビートへ突入すると、話題は、あの、『Take On Me』の世界的なヒットで有名になったグループ、a-ha一色になりました。

a-ha、覚えてますか?

日本ではどうやら、一発屋、イケメンアイドルグループというイメージがあるようですが、当時私が暮らしていたパリほか、ヨーロッパでは、『Take On Me』以降も数年~10数年は絶大な人気があり、今も根強いファンが多いくらいなんです。南米でもライブ動員数でギネスブックに載る程です。さらに、U2やコールドプレイなど相当なビックアーティストからもリスペクトされているそうで、ルックスの良さに翻弄されずにじっくり彼らの音楽性に聴き入れば、相当深みのある3人組だと感じると思います。少なくとも私は、改めてそう思いました。ただ、彼らがスターらしい「ちょいワル」風もふかさなければ、社会派のアングリーっぽさもなく、かといって極めてオシャレというわけでもないので、そのどこにも属さないクリーンな感じが当時の私には物足りなかったのか、特にハマッた記憶はありません。ところが、今こうして過去の作品を聴いてみると、彼らの存在そのものや音の、「不思議な気品」(と誰かが書いていましたが、まさに!)と透明感に驚かされます。モートンの骨太な低音からファルセットまで歌いこなすヴォーカルは、まぎれもなく天才的ですし、詞の方も、解読が難しいですが、分かるとポールは天才詩人かと思うくらい深いです。ギターを弾くポールの控えめな佇まいも美しい。ちなみにキーボードのマグネは、モートンのようなロマンチストでもポールのような芸術肌でもなく、愉快で一番現実的?地に足のついた人というイメージです。年齢を重ねるほど、かっこよくなっていると思うのは私だけでしょうか?

というわけで、a-ha漬けになったついでに、2010年に解散したのち、2015年に2年限定で再結成されたa-haのニューアルバムを買ってみた、というわけなのです。

さて、この『CAST IN STEEL』ですが、どういう意味?と思いませんか?こちらにヒントが載っています。↓

http://ameblo.jp/boomooo/entry-12067302501.html

石のように冷え切ったぼくらの心に、熱い鋼鉄を流し込んで情熱を取り戻そうよっていう感じのようです。この歌はグループの再生を歌ったものなのでしょうね。詞の重厚感。それに反比例するようなメロディーのしなやかさ。そしてどこまでも伸びるモートンの美声。とことん歌で聴かせる80年代のいいところをキープしつつ、酸いも甘いも噛み分けた後の、大人らしいアルバムに仕上がっていると思いました。今すぐノルウェーにいきたいぐらい、、、。

(Anne)

動画リンク:

『CAST IN STEEL』

そして懐かしの『Take On Me』

 

 

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