2017/02/14

音楽のような外国語

今日はバレンタインデーですね。私は今年も我が家のメンズに用意しました。

2017バレンタイン

うちの主人には『レオニーダス』。綺麗な箱に入った12個入りもよかったのですが、ウチは量が多い方だなと思い、スタンダードの14個詰めにしました。坊主には『Mary’s』のピーターラビット・チョコ。この頃になって、『ピーターラビットの絵本』(福音館書店)の、絵の美しさ&お話の可愛さに気づいたようです。

ピーターラビットのおはなし

ところで。

唐突ですが、みなさんは英語ができますか?日本も英語教育を小学校に導入することになったり、幼児からの英会話や英語保育なども盛んになってきていて、数年後はこんな質問することすら野暮というくらい英語が浸透するかもしれませんね。ところが私に至っては、時代に相応しくなく、英語と聞くだけで硬直してしまうぐらいできません。フランス語の方は、まあ、できます。ということで名誉挽回させてください。

私のように「英語」を聞くと、もしくは外国の人を目の前にすると途端に硬直してしまうという人は、少し前の日本にはたくさんいたと思います。差別とか偏見とか、そういうことではなく、なんでしょうね、島国ならではの反応でしょうか?びっくりして固まる、そんな動物いますよね。それと同じ感覚のような気がします。

そんな私なのに、父はといえば、金髪&ブルーアイの絵に描いたような「外国人」。

昔、こんなことがありました。我が家の山荘でのことです。庭には、青い蛍光灯の外灯がぶら下がっていました。ある朝、人が門から入ってくるのに気付いた父が庭に出てみると、地元の組合員らしき風貌のおじさんです。父に、というか、父の金髪&ブルーアイに気がついたおじさんは、ドキッとするやいなや、その場で硬直。そのまましばらく呆然と父を見ていたそうです。父が、やや偉そうな口調とはいえ、流暢な日本語で、「なにか用ですか?」と聞いてみても無反応。しばらくしてようやく我に返った様子のおじさんは、自分の役目をふと思い出したらしく、庭の青い外灯を指差して、必死の思いで「バード!バード!」と繰り返したそうです。英語の「bird」です。父がいくら日本語で「どうしました?」と尋ねても、目の前の金髪&ブルーアイは英語で喋っているに違いないという思い込みから解放されないようで、バードバードと連呼するばかり。そのやりとりを窓から最初は面白がってみていた母は、さすがに気の毒になりだして、出ていくと、組合員の人は安堵した様子でやっと日本語で説明を始めたそうです。青い外灯は虫を殺してしまう。虫が減っては餌にしている鳥が減少するので、なんとか外灯を外せないか。というような内容のお願いで、野鳥保護の組合員だったそうです。

私はここまでではないのですが、街中で急に英語で話しかけられると硬直します。鼓膜にフィルターがかかったような感じになって、何も入ってこない場合が多く、ただただ、ニコニコしてみせるというパターンです。

その一方で私の耳に音がスイスイ入ってくる言語もあります。イタリア語です。意味はわからなくても、音の粒がポロンポロンと外れて、鼓膜に浸透する感じです。何時間でも聞いていたい音楽のような言語。フランス語が聞き心地の良い言語だとよく耳にしますが、イタリア語はまさに私にとってのフランス語です。

そこで、私の読み聞かせ報告ですが、先日、とても面白い体験をさせてもらいました。

「international book week」という小学校での特別週間で、英語以外の外国語ができる親御さんが、それぞれ得意とする言語で子供達に読み聞かせをするというものでした。私は、フランス語なら、と参加表明し、『バーバパパのいえさがし』を選びました。そのほかに、今回はタイ語、韓国語、フィンランド語があったそうです。大人の私も是非聞いてみたいと思うぐらい珍しい言語もありましたが、子供達も同様で、とても興味を持ってくれたそうです。私がフランス語で読んだときも、とても集中して聞いてくれて、読み終えると「早ッ!」「あっという間だったぁ~!」との声。音楽のように聞いてくれるようです。それぞれの言語がどんなものか、イメージしやすくもなりますよね。とても素敵なイベントだと思いました。(Anne)

バーバパパのいえさがし

私が子供のころから持っている『LA MAISON DE BARBAPAPA』。すっかり色あせてボロボロです。日本語に直訳すると「バーバパパのいえ」だけですが、翻訳の面白さは、できるだけ原語のニュアンスを残しつつ、それでもできるだけそれぞれの言語にしっくりくるような、自然な表現に持っていくかというところだと思います。この場合、「いえさがし」としたほうがずっと魅力的ですよね。

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