2016/08/31

晩夏の読み聞かせ

月末のお話会では、いつもその月に見合ったものを選書するか、それとも季節を先取りするべきなのか迷ってしまいます。先日も、図書館のお話会が8月末に行われたため、晩夏らしいものにするか、それとも来る15夜のためにお月さまをテーマにした作品にするか悩みました。結局、両方選んで先輩の意見を聞いてみることに。その日は晴天で暑かったので、夏のテーマで良いでしょうということになりました。

その日集まった子供たちは、幼児というより、小学低学年生の方が多数でした。なので、あらかじめ選んでおいた絵本の中から、より物語性のある作品を引っ張り出しました。『ねこのはなびや』(渡辺有一・作/フレーベル館)と、『エミールくんがんばる』(トミー・ウンゲラー作/文化出版局)です。

両方ともユニークな物語で楽しく聞けるはずなのですが、残念なのことに、その日は私のコンディションがイマイチ(というと言い訳になってしまいますが)で、カミカミのお粗末。十分お話の面白さが伝わったかどうかが心残りの結果となってしまいました。少しばかり、こうしたお話会には文が長すぎたかなー、早口で読みすぎたかなー、などなど、反省点は沢山ありますが、次回に生かしていきたいと思います。

とはいえ、面白いお話なのでご紹介します。

夏の醍醐味というば、花火ではないでしょうか?

なこのはなびや

『ねこのはなびや』は、花火屋の白猫組と、黒猫組と、トラ猫組が、花火の腕を競い合うお話です。勝負は、お客さんの拍手や声援の大きさではかるのだというのですが、語り手の猫達はさすが花火屋とあって、それはそれは、「べらんめえ」とまではいかなくてもイナセな口調でノリが良く、読んでる私もテンション上がって楽しいです。それぞれの組の花火には特色があって、古典的なものだったり、スピード感のあるのもだったり、アイディア満載の花火だったり。それがダイナミックなタッチで描かれていて、語り手のテンポと本当によくマッチしています。中には仕掛け絵本の様に大きく広がるページもあって、あっと驚く花火が登場しますが、そこはもう、読み聞かせる人の腕の見せ所でもある感じです。お話会でなくても、お家での読み聞かせにもオススメです。年中さんぐらいから楽しめると思います。

お次は、『エミールくんがんばる』。

エミールくんがんばる

これは海の底からやってきたタコのエミールくんが、地上で大活躍するという、いかにもトミー・ウンゲラーらしいお話です。なにせタコですから、足8本。楽器を演奏させれば、同時にハープとコントラバスとシンバルを使いこなしてしまうし、海で見張りを担当すれば、一気に4人も救助してしまう。

エミールくん/救助

軟体という特異体質で、何にでも化けて見せて周囲を楽しませます。

エミールくん/ものまね

しまいには沖の悪者を取り捕まえて、4本の足で押さえつけながら、残りの足で船を操縦し岸に戻ってみせてくれるのですから。

エミールくん/かつやく

想像力豊かな物語で、ウチの子もお気に入りの一冊です。

次回の読み聞かせは、9月です。テーマは、お月さま、秋の虫、などでしょうか。。。がんばります。(Anne)

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