2015/08/16

ヘビイチゴ酒、その後

久しぶりに、山荘に来た。夏休みだもの。雨戸を開け、東京とは少なくとも10度近く温度差がある、CO2をたっぷり含んだ涼しい風が網戸から入ると、築70年の山荘が、息を吹き返すような感覚を覚える。トランクいっぱいに詰めてきた荷物を、家の中に運び入れて、いざ夕食の準備に取り掛かろうとしたとき、テーブルの上の何かにドキリとした。これは、あの、五月に漬けたヘビイチゴ酒ではないか!確かに、夏に来たらどんなになっているか楽しみと、わざわざ目立つところに置いて、来た時に思い出せるようにしておいたのだが、その変貌ぶりは、ある意味期待通り。恐ろしい色になっていた。なにせ五月には、真っ赤なまあるい実をたくさん浮かばせた、透き通ったホワイトリカーの瓶で、おままごとのお料理のように可愛らしかったのに、これがいまや真っ茶色。カビの絞り汁にマムシでも漬けたかのような色になっていたのだ。気持ち悪いけど、こうなると、ヘビイチゴという毒々しいイメージに相応しい。そういう意味で、「期待通り」。嬉しいような、嫌なような、奇妙な気分だった。

さらに期待通りだったのは、到着して間もなく、なにかの虫に刺されたことだ。漬けた当初、効能を試すために、冗談で「ブユよ、どうかわたしを刺してくれなんて」強がってみたのがマズかったのかな。とにかく、本当に刺された。刺されてしまったからには、実験できる。本当にこの毒々しく変色した液体が、特効薬になるのだろうか。

しばらくしてから腫れだして、酷くなるいっぽうだから、やっぱりブユかもしれない。

そんなわけで、ヘビイチゴ酒の出番が早々にきた。コットンを出すのが面倒だったので、その辺にあったクリネックスに含ませて、ちょいちょいと塗ってみた。さあて、これにはびっくり。なんと、腫れは瞬く間に引いていった。赤みも膨らみも消えて。痒みもない。恐るべしヘビイチゴ酒。効果までもが期待通りだった。(Anne)

ヘビイチゴ酒、その後

この色、この変貌ぶり!

漬けたばかりのヘビイチゴ酒の写真は5月のものですが、『ヘビイチゴ酒』というタイトルで7月のブログに載せてます。

 

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