2015/09/29

やっぱり女子、テンションあがります

なんだかんだ言っても、お買い物をするとテンションがあがります。もともとそんなにお買い物はしない方ですが、そして昔と比べるとより一層しなくなりましたが、たまに気に入ったものを買ってきては、家に帰るや否や広げてみて、お洋服なら鏡の前であててみて、ってやります。そんなことをしていると、必ずウチの主人は目を丸くして、「また同じようなの買ってきたの?」とセリフ化したお決まり文句でからかいます。私はその度に口をとんがらせて「え!いいじゃん!」とムキになるのですが、一呼吸おいてみると確かにホント。ワードローブを開くと、同じようなチュニックもどきばかりが並んでいます。ハイ。こう見えて実はワタシ、心は結構女子。おとぎ話にでてくるようなモチーフや、フリルなんかがついたチュニックに目がないんです。もうすぐ44歳。退かれてもほとばしる「いやーん、かわいいっ!」を連呼して、購入しています。

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2015/09/05

しあわせなファッション

ランニングやウォーキング中、ヘアサロン、極たまに行くネイルサロンやエステサロンでメンテ中に、ふと、こんなことに時間を費やして良いのだろうかと、ものすごい焦燥感に駆られることがる。とはいえ仕事の一環、やらなきゃいけないことだから大丈夫と、すぐに気を取り直す。それでも、わたしの心の隅に、世界には、毎日洋服を取り替えることも、今日のご飯を得ることもできない、もっというと明日命も保証されていないような状況にある人たちがたくさんいるのに、ファッションに携わる仕事なんて軽薄すぎないかと、後ろめたさを感じる部分があって、ときどきその部分がメガホンを持って私に呼びかけるからだ。これは、私がこの仕事についたときからずっとつきまとっていた「声」で、100パーセント自分の仕事を誇りに思えていなかった理由なんだと思う。ところが、先日、ああ、わたし、これでいいんだ、と思った新聞記事に出会った。キャリア20年弱にして、ようやく。

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2015/08/16

ヘビイチゴ酒、その後

久しぶりに、山荘に来た。夏休みだもの。雨戸を開け、東京とは少なくとも10度近く温度差がある、CO2をたっぷり含んだ涼しい風が網戸から入ると、築70年の山荘が、息を吹き返すような感覚を覚える。トランクいっぱいに詰めてきた荷物を、家の中に運び入れて、いざ夕食の準備に取り掛かろうとしたとき、テーブルの上の何かにドキリとした。これは、あの、五月に漬けたヘビイチゴ酒ではないか!確かに、夏に来たらどんなになっているか楽しみと、わざわざ目立つところに置いて、来た時に思い出せるようにしておいたのだが、その変貌ぶりは、ある意味期待通り。恐ろしい色になっていた。なにせ五月には、真っ赤なまあるい実をたくさん浮かばせた、透き通ったホワイトリカーの瓶で、おままごとのお料理のように可愛らしかったのに、これがいまや真っ茶色。カビの絞り汁にマムシでも漬けたかのような色になっていたのだ。気持ち悪いけど、こうなると、ヘビイチゴという毒々しいイメージに相応しい。そういう意味で、「期待通り」。嬉しいような、嫌なような、奇妙な気分だった。 続きをみる

2015/08/01

サーカス

最近のサーカスといえば、シルクドソレイユのような、圧巻のスペクタクルと曲芸技術を披露するダイナミックなものが目立って、ジンガロのような、むしろ舞台芸術に近いものになってきてきる気がする。実際私も、1年前くらいにパリで上海雑技団とフランスのサーカス団のコラボ公演を観に行ったときに、その洗練された照明技術と曲芸パフォーマンスのスケールには声も出ないくらい圧倒された。けれど、私の中にある、サーカスのイメージ、もっとなんというか、観客との距離が縮まった親密な感じはそこにはなく、後半、正直、私は少し寂しい気持ちになった。それに、息子の方は飽きてしまって、早く席を立ちたがった。なんとかフィナーレまで我慢させ、いざ帰るとなったとき、一緒にいた私の母が、「すごかったわね」と感想を一言呟いたのち、私と同じ気持ちだったのか、「でも今度はボリショイサーカスを観に行ったらいいわよ」と、強く勧めてきた。でもボリショイサーカスなんてイマドキじゃない、古臭い、と決めつけていたものだから私は驚いて、「え?楽しいの?」と聞き返した。「え?あなた覚えてないの?動物がたくさん出てきて、なんとも言えないけど、楽しいじゃない!!」と言う。たしかに小さい頃見に行ったけど、それにしてもクマを歩いてるのを見て、楽しいかしら?上海雑技団を超えるだけのパフォーマンスがあえるとは、とうていイメージできないな、とこっそり思った。その時は。 続きをみる

2015/07/10

ヘビイチゴ酒

子供の頃、よく祖母と野山を散歩すると、草むらからチラホラと赤い可愛い実を見かけることがあった。祖母にきくと、「ヘビイチゴよ」と。イチゴなの?思わずつまんで口に入れたい衝動にかられて、ふと思い留まったのは、ヘビとつく名前に引っかったからだ。食べられるの?それともヘビが食べるイチゴなの?毒はあるの?と質問しても、「そうねぇ、そうかもねぇ」という曖昧な返事。そして、「食べちゃだめよ」と祖母は付け加えた。なぜ食べてはいけないのかは、全くわからない。ただ、祖母の教えに反発するほどの強い冒険心も知識欲も持ち合わせていないタイプの子供だったから、とにかく教えられるがままに言うこと聞き、今に至るまで、毎年毎年ヘビイチゴを見つけては、かつての言いつけを堅守して食べないどころか触れさえもしないできた。だって、毒だもの。そう、思い込んで。 続きをみる

2015/07/01

シネmemo速報

7/4(土)から公開の、『ひつじのショーン』というクレイ・アニメをご紹介します。

NHKのEテレで放映中のシリーズが映画化しました。世界中で大人気の、黒いお顔の羊。このキャラクターは見たことあるという方、多いと思います。でも、実際番組をみているという大人は、どれくらいいるのだろう。なんとなく、子供っぽい内容なのかな、というイメージありませんか?

とはいえ、アニメ作品の中にも、大人も大興奮の傑作は案外多いもの。今回のこの『ひつじのショーン』もしかり。

イギリスの片田舎にある牧場で暮らす羊たちは、毎日牧場の主人の言いなりで、ちょっと退屈している。でもある日、名案が浮かぶ。仲間をひっ連れて都会へバカンスに出よう、というものだ。もちろん主人の寝ている隙に。ところが素敵なはずの都市生活は、イメージとは裏腹にとんでもないハプニングの連鎖。いったいどうやって切り抜けるのかが見所となる。羊たちは知恵を絞って大冒険に挑み、楽しくてハート・ウォーミングな物語が展開されるのだが、まー、とにかく次から次へとユニークなアイディアが飛び出してくる。まるでアイディアのびっくり箱のようで、子供だけに観せとくのはもったいない。最高です。 続きをみる

2015/06/22

嬉しい手土産

手土産っていいものだなぁ。改めてそう思ったのは、先日フランス人一家を招いたときだった。

よそのお宅に招かれて、ぶら下げていく手土産といったら、日本では大概、ケーキやクッキー、おせんべいの詰め合わせや、フルーツなどがメジャーかな、と思う。私も、そんなようなものの中で招いてくれた人の好みに合わせて選んでいくのだが、もう片方の手にはワインを一本ぶら下げていることも多い。それは、単純に、私がワイン好きで、招かれた先でも飲む気満々で、かつ、招く側も飲む気満々、という場合が多いからというだけでなく、そもそもフランスの習わしがそうだから、なのだ。 続きをみる

2015/06/11

テルマエ・ロマエなカツオ

お蕎麦をフォークで啜る、なんて光景、想像するだけでぎょっとしませんか?お蕎麦がまずくなるから、お願いだからやめてくれ、と思うでしょう。反対に、イタリア人にしてみたらスパゲッティーをお箸で食べる、なんてのは受け入れがたいんだろうなと思う。

スパゲッティーも家庭料理になる程、日本の食文化に溶け込んだ今、それを和風の味付けにしたり、お箸で食べたりしても、日本の人は気にしない。もっと言うと、お蕎麦のように、ズルズルッと音を立てても、テーブルマナーの警告を鳴らす人も少ないだろう。これには、けっこうTPOにうるさい私でも、目くじらを立てることはないし、それに私だってお箸を使って食べたいパスタもある。でも、お蕎麦をフォークで、しかも音を立てないで食べられちゃぁ、たまったもんじゃないなぁ、って思うってことは、お蕎麦はまだまだ世界に浸透していない食べ物なんだろうなぁ。。。そんなことを先日、学大のビストロに行った帰りにボンヤリ考えていた。 続きをみる

2015/05/25

小さな出来事

このところいい陽気が続いてますねー。夜中に稲妻ピカピカ雷ゴロゴロ雨ザバザバでも、翌日には晴れてくれるなんて、本当に嬉しい。こんな春の日には、ちょっと近所を歩くだけで、コンクリートの割れ目に、スミレやタンポポ、ヒナゲシやドクダミなどの可愛いらしい花が顔を出していて、それを見かけるだけで気持ちがほっこりしませんか?

さらっと頬を撫でる風、カーテン越しの木漏れ日、ふと鼻をかすめる芝生の香り。。。そんな身の回りの小さな出来事に心が揺さぶられるこの頃。

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